(禁欲 261日目・一食 80日目)
ちょっと久々のオナ禁戦士ならぬ、睡眠欲に対抗する「ショートスリーパー戦士・第3弾」、
以前の二人は女性でしたが今回は「男性」です。
今までのショートスリーパーストーリーはこちらから
ショートスリーパーの方に話を聞いてみる(禁欲 251日目・一食 70日目)
ショートスリーパーの方に話を聞いてみる その2(禁欲 254日目・一食 73日目)
その中でも既に20年というので歴戦の強者の中の強者、人間って一日一食で充分なように長い睡眠も「本当はいらない」のでしょうか?
ここからはじまります
ショートスリーパー歴、かれこれ20年です。
好きでショートスリーパーになったわけではなく、必然的にショートスリーパーとなってしまいました。
ショートスリーパーという言葉が聞かれ始めたのはここ数年の話ですが、もう20年も前から人よりはるかに短い睡眠時間で生活しています。
20年もの間、平均睡眠時間は1日4時間です。
小学生の記憶 怪談
小学生の頃から眠りが浅く、睡眠時間はとれていても、しっかり寝ている気がしてないと感じながら通学していました。
まだ子供だったので、睡眠の質が悪くてもそう日常生活に支障をきたすことはありませんでした。
それがある日、学校あるあるの1つでもある「怪談話」で友人たちと盛り上がった日、夜恐怖のあまり寝付けなくなってしまったのです。
日中友人から聞いた怪談話を思い出してしまい、恐怖心のあまりまったく寝付けないまま夜を明かしてしまいました。
それがすっかりトラウマとなってしまい、翌日からまた眠れないのではないかという違う恐怖心にとらわれるようになってしまったのです。
その後、1か月ほど眠れない日々が続きました。
小学生の記憶 トラウマ
ですが2か月目に突入するころに、何のきっかけもありませんでしたが、ひとまず一時的な不眠症からは脱出することができたのです。
それが小学5年生の時に日中何もなくても、夜突然眠れなくなる日が発生するようになり、明け方まで目を覚ましているということが頻繁に起こるようになりました。
一時的な不眠症からは脱出できたものの「夜眠れない恐怖心」は心に深く刻まれてしまい、ことあるごとに不眠症が顔を出すようになってしまったのです。
それがショートスリーパーになる初めの1歩となりました。
自分は病気なのか?
不眠症にたびたび悩まされるようになったことで、精神面でバランスを崩すようになってしまいました。
眠れないことはいけないことで、体に悪いことだという罪悪感みたいなものにかられ、自分を責める日々が続いたのです。
そんな状態は社会人になってからも続きました。仕事にも支障をきたし、プライベートも何もかも充実しなくなってしまいました。
そんな日々が続いた時にふと、友人に眠れないことを相談してみたのです。
眠れない人=精神的に病んでいる人というイメージが強かったことから、悩みを打ち明けるのにはとても勇気がいりました。
ですが、どうにも打開策が見いだせなく、辛い日々を誰かにわかって欲しいという気持ちの方が勝っていたのです。
ショートスリーパー戦士になるきっかけ「友人の言葉」
「かわいそうな人と思われるのかも」と、相談しながらも内心気が気じゃなく、話している途中から打ち明けたことを後悔してしまいました。
ところが「私も毎日4時間しか寝てないよ?」それが相談した友人からの第1声でした。
その友人はとにかく明るく健康を絵に描いたような友人だったため、この意外な言葉に頭を打ち抜かれた気がしたのです。
普段こんなに元気な友人でさえ「毎日4時間しか寝ていなかったんだ」と、急にこれまでの眠れないことへの罪悪感から解き放たれ、
無理して眠る必要はないんだと安心感が芽生えたのです。
それからは眠れないことに悩むことがなくなりました。
友人の言葉こそが、本当にショートスリーパーとなるきっかけとなったのです。
ショートスリーパー戦士になって
現在も毎日の睡眠時間は平均しても4時間ほどです。
人に話せば当たり前のように驚かれますし、そんなんで体調不良にならないのかと不思議がられることもしょっちゅうです。
ですが今のところ、これといって体調不良はなく、毎年受ける人間ドッグの結果も良好です。
ショートスリーパーであることの最大のメリットは、やはり何よりも時間を有効的に使えることでしょう。
昼間は仕事をこなすことで、プライベートな時間はありません。
ですが、帰宅後ある程度の家事を済ませてから就寝するまでの長い時間が、すべて自分の好きなことに費やせるのです。
まとめ・人がなんと言おうと後悔しない
人様が寝ている時間に起きていることを、とがめる人もいるかもしれません。
睡眠は何より大事で、睡眠不足になればありとあらゆる体調不良が発生するはずだという人もいるでしょう。
ですが、自分に与えられた時間は自分で好きなように使って過ごしたいというのが、自分自身の今の考えです。
後あと体調不良を起こしてしまうことになったとしても、今こうやってショートスリーパーとして生活していることを、
後悔することはないと自信を持って言えるのです。
ショートスリーパーになってよかったというのではなく、このようなライフスタイルを選んでいる自分に満足しているという感じなのです。
それがショートスリーパーとして生きるということだと考えています。
人生の長さは誰にもわかりませんが、今を生きているということだけは万人に共通していえることです。
短い人生の中で与えられた時間をどう使って生きるのか、それを決めるのは自分しかいないのです。
(ここで終わります)
最後に
ここまで3人の方の「ショートスリーパー体験記」を読んでいくと「充実感」が出ており、微塵も「疲れる、もっと寝たい、もとに戻りたい」などの悲観的な言葉が出ていません。
どちらかというと「3大欲・睡眠欲の睡魔」に立ち向かっていながらも、人生を楽しんでいるように思えます。
私も最初に「不射精禁欲」から手をつけましたが、苦しいのですがどこか「楽しんでいた」と思います。
どこかの記事にも「楽しみながら禁欲生活している」と書いたはずです。
・禁欲 ムラムラ感
・一日一食 飢餓感
・ショートスリープ 強烈な睡魔
どれもこれもが「過酷」と思われるかもしれません、しかし「過酷」と思ってしまえば長くは続きません、
「つらいけど楽しい」「やって良かった」と思えて初めて続けることができ、
色々な「メリットを享受出来るもの」だとこの記事を読んでつくづく感じさせられた「Mr.T」でした。
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