(禁欲 299日目・一食 118日目)
今回は食欲・一日一食からさらに発展させた「断食」の記事となります。
断食は一日一食とは違い、一定期間「まったく食べない」ことから、しつこく何度もこのブログで紹介している
「サーチュイン遺伝子起動」も飛躍的に早くスイッチオンとなります。
一日一食や減食で発生するサーチュイン遺伝子の驚きの効果を解説
はじめに
断食には2~3日間、私のように一日一食、もしくは3食のうち1食のみ断食する「プチ断食」から、長期間にわたって断食する「本断食」があり区別されています。
初めて断食ダイエットをする方にとっては3食摂取していたのを、いきなり本断食をするのはそれ相当の覚悟がないとなかなか過酷な修行です。
(*わたしも本断食の実践回数は2回程度しかありません、それも5日間程度、それ以上やると仕事に差し支えてしまいます)
もし将来的に実践していく場合には、過去に記事にした「一日二食」などのプチ断食から始めてみるのがおすすめですが、今回は断食ダイエットに「何度か挑戦した方向け」に、長期間にわたる断食について記事させてみようと思います。
1日2食でサーチュイン遺伝子をONさせる方法(禁欲 257日目・一食 76日目)
断食をすると「内臓の働きがリセット」されて、体内に蓄積された老廃物などが体外に一気に排出されるので、デトックス効果やダイエット、免疫力アップなどメリットが多数発生します。
多くの芸能人やモデルの方々が実際に断食ダイエットをされていて、その結果や効果については実証されているので、挑戦してみたいという方も多いのではないでしょうか。
長期断食と宿便
長期本断食を行うと免疫力がアップし、「体が軽くなる」のを実感できたという方が多数いらっしゃいます。
その理由として断食中には腸内に溜まった老廃物、この場合にはご存知かと思われますが「宿便」というものが出ます。
これは断食を始めてだいたい3日目くらいから出ることが多く、お腹が痛くなってトイレに行くと、真っ黒な便が出て驚かれる方が多いのですが、これが宿便というものです。
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身体に害を引き起こす宿便
普通の食事をしていて宿便が出ることはありませんが、断食をすることで「老廃物が固まった宿便が排出される」という理由からです。
また、宿便は体に害を与える「残留便」のことを指すことが多く、言い換えれば「胃腸の処理能力を超えて食べ続けた結果、排泄されず残った便」ともいえます。
特に「腐敗性のあるもの」が宿便の中でも最も良くないものです。
心筋梗塞・脳梗塞・悪性腫瘍・膠原病、代表的なものだとリウマチなど関節痛・筋肉痛を伴うものや、全身の皮膚の硬化等を伴う難病などがあります。
またアトピー性皮膚炎など「宿便は万病のもと」とも言われるように、宿便は実にさまざまな病気を引き起こします。
ですから長期にわたる断食により宿便が排出されれば、これらの病気や症状が「徐々に治ってゆく」といわれています。
食べ物による腐敗性の違い
また、腐敗性があるかどうかは食べ物によっても決まり、「動物性のものが植物性のものよりはるかに腐敗性がある」と言われ、
その動物性のものの中でも、
・魚よりも陸上の動物のほうが腐敗性の高い
のです。
食生活にどれだけ気を配っていても、宿便を排出しないというのは身体のデメリット部分ではありますが、長期にわたる断食は宿便を排出し体を完全リセットすることができますので、よりよい身体づくりには最善の方法ではないでしょうか。
断食によるメリットと副作用のような身体の反発
宿便が出始めてから体が軽くなり、それを脳が認識し頭がすっきりする効果もあります。
断食によって体の機能が「リセット」されるので、それに伴う症状が人により見られることがあります。
例えば頭痛が起こったり元々の皮膚炎がひどくなったり、突然汗をたくさんかいたりする方もいますが、これは断食により「体内の悪いものが排出されている証拠」なのです。
これも上の記事で私もそうでしたが、断食中には脳が疲労しやすく眠くなりやすいという方も多くおられます。
昼間もついうとうとしてしまいがちですが、これだと夜に眠れないんじゃないかとすこし心配になります。
しかし断食中は体力も少し落ちているので夜もぐっすり眠れるようになり「質の良い睡眠」をとることができます。
まとめ・断食による自然なダイエット
以上のように 断食をすると「体の悪循環等がリセット」され良い効果をもたらしますが、それに伴って一時的に不快な症状が出ることもあります。
しかし断食療法という言葉もあるように、
・断食は精神と身体の休息を促進し、人間が本来持っている自然でバランスのとれた健全で健康な心と身体を取り戻す事ができる
ため、偏った食べ物ばかりを摂取するバランスの悪いダイエット生活を送るよりもイライラしにくいとも言われています。
断食の時は「体にどのような変化が起こるのか?」ということをメモを取りながら知っておくと冷静に対処ができ、それに合わせてうまくダイエットを続けていくことができます。
なかなかダイエットが長続きしない方も、これを期に内から身体をリセットし「痩せやすい体づくり」を始めてみてはいかがでしょうか。
次回はその「長期断食実践方法」を記事にしてみたいと思います。